昨年秋、京都国立博物館で開催された「狩野永徳」展を見ました。
金曜日の閉館1時間前で待ち時間はゼロ>本当

館内は意外に空いていました。
展示されていた関連作品を含めて70点近い画はどれもしっかりしたものばかりでした。
会場の半分を占める「墨を極める」というテーマの展示は特に良かった。
その中でも京都・聚光院の狩野永徳筆「花鳥図襖」には驚きました。
目の前で鳴いているような鶴
せせらぎの聞こえてきそうな水瀬
梅の花は香り漂うように水面に枝が浸かり花弁が流れて行く
描かれてはいないはずの霞さえみえてくるような、そんな感じ。
鋭さの際だつ線と印象派のようなモノの捉え方が混在していました。
滞在時間の半分はこの絵を見ていました。
あっという間に閉館で外に出ます。

陽の落ちた京都の町を、和菓子のお茶碗などを買い求めながら、ふらふらと歩きます。

朝から雨だったので鴨川の流れも急です。

京都の近代建築も少しは待遇が良くなってきているな、と思いながら駅へと向かいます。