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20081023

生きてます。
ネタはあるけど書く気力がありません。

蒼天青雲の事務所は祖母の自宅の2階にあります。
それは祖母がすでに建物を管理できない、という理由で。
今年の春に祖母が亡くなりました。
そして半年。
祖母が暮らしていた1階部分を片づけ始めました。
この家に引っ越してから60年、ワタシが知っているのはその2/3。
今後の事もあるので、整理は一度で終わりにしよう、時間が出来たら一気にやろう
そう思っていた今月でしたが、週はじめからやっと手をつけました。

一番驚いたのは写真です。
祖父は社会人になってすぐ月給を叩いてカメラを買ったマニア。
娘であるウチの母も2眼レフカメラを与えられていたようです。
祖母も1眼レフからAFコンパクトまで操る人でした。
これまでに祖父のガラス乾版(ガラスのネガ)は見つけていました。
それ以外に紙焼きした写真がごっそり残されていたのです。
残念ながら裏に説明が書かれていない写真の多くはよくわからず。
全部を保管することも困難なので、感覚で残すものを選びました。
果たして子孫は選んだ写真達をどう思って見てくれるでしょうか。

きょうのワタシは、ウチの80年ほどの歴史を勘だけで選別してしまったようです。
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森脇製陶所の森脇靖さんから「秋の催し」のご案内を頂き行きました。
江津市から261号線、平日の昼間なので鳥取県の西部地区から片道4時間でした。

今回の新作は小鉢と酒器そして花瓶でした。
棚に並べられている定番の器の丈が少し高く見えたので尋ねてみたら
いっしょに並べている花瓶の背が高いからでしょう、との答えでした。
その花瓶、なだらかな肩の線を持っています。
ご本人が仰るほど森脇さんの作り出される形がカッチリしているとは思いませんが
確かにこの花瓶はこれまでとは違う柔らかな形をしています。
この場所から生まれた形ですね。

また、新しく選ばれた釉薬のうつわも並んでいました。
PICT2003.jpg
まるで瓦を焼く窯から出てきたようなうつわ。
これまで、どちらかといえば白と茶のうつわでしたからちょっとびっくり。
ですが他のうつわ、そして展示室とも調和がとれた色で違和感がないです。
その展示室の設えも少しづつ変化があるようです。
最初に行ったときを思い出すとすくすく「育っている」感じがします。

これからも森脇さんは想像もしなかったなにかを見せてくれるんだろうな、と思いながら帰りました。

ドマカフェ」と聞いて何らかの反応を示す人は島根県の中部から東部の方ですね。
なんというか、伝説のカフェです。
行った?まだ行ってない?という感じでしょうか。

 昨年、ギャラリーSOUKAでメカダさんに紹介されてから気になっていました。
だが、あまりに遠い。
ウチの事務所から片道2時間半以上ですよ。

 邑智郡にある森脇製陶所さんから「どの道で帰るか?」という話になり
川本町から大田市に抜けてはどうかと提案されたので、それを試すことにしました。
その途中は三瓶山、ドマカフェさんのことを思いだしました。
すかさず「まちがいなくパソコンの前に座っている人」に電話。
ネットで大まかな場所を調べてもらって、言われた辺りに向かいましたが見あたりません。
クロネコヤマトの配送員さんに訊ねると、さっき曲がった交差点の逆方向でした。
それはとても細い生活道路。
初めて来てそっちに進むなんて、無理です。

 それでもなんとかドマカフェさんを発見しました。
まちがいない、ないんだけれど>以下略>ありえなさす凄い演出が待ち受ける

 コーヒーとブログで紹介されているチョコレートトルテを戴きました。
美味しかったですよ。
100年経っているという建物も、その活用方法も面白かったです。

 地元のみなさんにも親しまれているようです。
近所のお祖母さんが、お休みに都会からやってきたお孫さんを連れてきたら
「おばあちゃん、すごい!」と孫が驚喜してお祖母ちゃんの株が上がった
なんていうこともあったとか。

繰り返しますけど「ここにまちがいない!」と思ったら、つぎに必要なのは「若干の勇気」です。
また行きたいです。

ドマカフェさんからポストカードをお預かりしましたのでご案内。
PICT2006.jpg
[fuyuzitaku 2008]@doma cafe gallery
http://huyuzitaku.exblog.jp/
08.11.7*8*9*14*15*16
12:00-22:00


上野の森美術館へ「とうぼうさんとじんじんさん」を見に行きました。
PICT1980.jpg
ギャラリーでは当房優子さんの袋物が展示販売+ワークショップ。
野外では きむらとしろうじんじん さんによるインスタレーション「野点」。
当房さんが きむらとしろうじんじん さんが「野点」されるときの「作業服」を制作された、という関係だとか。
それは、こんなのです。
PICT1979.jpg
この姿を見て「えっっ」とか思った瞬間、「野点」に取り込まれています。

ここで感想を書いてみたいところですが
スタッフの方から「意図的に情報を絞っている」「実際に"野点"に来てほしい」とのことでしたので
書きませんよ。

今後の開催予定は
「黄金町バザール」@横浜 7回開催
「野点2008+妄想屋台祭り」@水戸 4回開催
そして鳥取だそうです

昼ご飯を食べた中目黒の「聖林館」です。
ワインとピザのお店で旧「SAVOI」>という解説で良いのだろうか?
PICT1929.jpg
正面と内装は倉田光吾郎さんが考えて叩いた鉄の部品で出来ています。
これ、見たかったんですよ。
数人での会食だったのでワタシから提案しました。
参加者は全員が建築の教育を受けていて
過去に見てきた物件数がただ事ではない人ばかり。
(それでいて全員が建築そのものとは違う仕事をしているのは謎だ)
おぉぉぉぉぉぉぉこれは凄い!と好評でした。
ピザも前菜もとっても美味しかったです。お勧めします。

前川国男さんの「東京文化会館」です。
PICT1941.jpg
客席側の奥行きが浅くてヨーロッパのようなバルコニー席が並び
なにより音響が素晴らしいことで知られるホールです。
見所は師匠コルビジェの西洋美術館に呼応するかのような外観と
ホール外部通路とホワイエの内装です。
1960年代の日本建築がどのくらいの力を持っていたかよく分かります。
行くたびに発見がありますよ。

恒例、夜の銀座パトロール(お店の箱だけ)です。
時間が早かったので、まず四丁目のライオンの1Fで和みました。
ここの内装はプレヘレニズム様式なのかF.L.ライト風なのか未だにワカリマセン。
ぼけーっと天井を見上げていたら、学生の頃に銀座の中古カメラ屋へと繰り出してはここでビールを喰らって帰っていた時分とホールの様子が何ら変わらないなぁなどと思ってしまいました。
陽も落ちて満席になったところで退却。
交差点を渡ってから見上げたら、建物の上部がライトアップをされていました。
PICT1944.jpg
塔屋の感じはライト風ですねえ。
壁面へのアッパーライトの当て方も技ありです。

服部時計店(和光)は改装のため閉店していました。
どんな姿で戻って来るんでしょうか。

ディオールとアルマーニのビル。
PICT1947.jpg
ディオールの壁面照明は実に凝ってます。

ちょっと評判になっていた「グネグネビル」も拝見。
PICT1949.jpg
LEDを使った照明ってこんな見せ方があるんだなあと。
ファサードも凝ってます。
PICT1950.jpg
多層レイヤーの中間を照らす手法は当たり前になりましたね。

京橋方面へ歩いていくと建築中のビルがありました。
PICT1956.jpg
大きなビルボードがありますから、商業施設でしょうか。

東京駅の八重洲口側は改修工事のための仮囲いが随分減って迷路な感じが改善されていました。
商業ビル化でテナントだらけです。フードコートも出来ていました。
さて竣工時の姿への復旧保存工事をしている丸の内側。
PICT1960.jpg
だんだんと工事が本格的になってきました。
左右改札口のドーム天井は仮囲いの向こうになってます。
解体したドームの材料はどうなるんでしょうか。
*ゼロ戦とかを作るつもりだったジュラルミン材を転用してました
PICT1966.jpg
皇室専用入り口も作業照明でライトアップされていました。
道路側の工事囲いに、この建物の略歴と保存工事内容が延々と掲示されていました。
特に工事内容は興味深かったです。
終戦直後に2階建てで仮復旧されたのを本来の3階建てに戻すには部材の意外な転用が必要になったりするんですね。


名古屋芸術大学の平田教授から
常滑フィールド・トリップ 2008」についてご案内を頂きました。
ありがとうございます。
PICT1992.jpg
焼き物の町である常滑の
「とこなめ焼きもの散歩道」と「とこなめ中央商店街」周辺を会場にして
空き屋、空き地なども活用したアートイベントという捉え方で良いようです。
常滑出身の方に確認したところ、協賛に名前を連ねている各社は、とこなめ商店街の普通のお店だそうですから町おこし的な要素もあるのかも知れませんね。

オープニングパーティについてもご案内を頂きましたが、身動きなりません。
申し訳ありません。

名古屋芸術大学スペースデザインコースさんから
Nagoya Design Week 2008に参加される「24人のモノづくり展」についてご案内を頂きました。
ありがとうございます。

「24人のモノづくり展」
7th cafe >ナディアパーク7階
平成20年10月14日~10月20日
10:00~19:30 ※最終日のみ18:00まで 入場無料
*オープニングパーティー 
 10月14日 17:45受付 16:15スタート 入場500円(どなたでもご参加頂けます)
展示内容*サイトーウッドとの産学共同作品
       図書館における子供椅子や子供とのワークショップでの作品

「24人のモノづくり展」の作品で商品化に向けて選定されたものは
in The ROOM名古屋でも展示されます。
名古屋市中区栄3-27-1
TEL 052-242-1300
11:00 a.m. ~ 7:30 p.m.(土・日・祝祭日は8:00 p.m.)

愛知県で活躍されている椅子張り職人さんからご紹介して頂いて
一昨年、昨年と平田教授の率いる皆様の展示を拝見していますが
とてもレベルが高いところできっちりと取り組んでいらっしゃる姿が印象的です。
そのうえ成果が見事で、もう驚くばかりです。
名古屋は産学共に勢いがありますね。

ときの忘れものさんから五味彬さんの写真展についてご案内を頂きました。
ありがとうございます。
PICT1976.jpg
五味彬写真展 Yellows1.0
08.10.10-25
12:00-19:00 日・月・祝日休廊

 五味さんの「Yellows」のワタシにとってのイメージは
捉え方によっては刺激的なテーマであることよりも
「写真」を画像データ(CD-ROM)として発表したことの方が大きいです。
写真なのに印画紙の上にない、その衝撃は大きかったです。
 同時期にワタシも銀塩写真のプリント工程にデジタルを用いる試みをしましたが
「写真」は紙の上で発表する、という前提での作業でした。
今でもその前提は越えられないでいます。

先にご案内した矢野志郎さんのガラス展を見に行きました。

 実に繊細。緻密。
当然ながら価格設定がされているのですが、それは「技術料」と言うに相応しいです。
店舗・家具の仕事に関わる者としての視線で言ってしまえば、こんなに難しい仕事をこんなに綺麗に納めるなんて、という感じ。身も蓋もありませんが。
透明なガラスを素材にしていらっしゃるので、試作などはどうされるのかとお聞きしたら、実際にガラスで作ってしまうのだと仰ってました。それは大変です。
 箱物、木箱に納められた造型、立方体のパズル、どれも丁寧な仕事がされていましたけれど
ペンダント・トップとかリング、ブレスレットなどの装飾品がその大きさも含めて見事でした。
小さな宇宙、凝縮したガラスの重なりが指の先にある感動でしょうか。
女性の来場者の皆様が喜んでいらしたのが印象的でした。
技法の難度とかそういうことを越えたところで表現を受け取ることが出来る幸せがあります。

公式web:atelier ukiroosh>会場風景はweb内のブログに掲載されています

国立西洋美術館で開催されている「ヴェルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」を見ました。
PICT1993.jpg

 展示の中心となるのはハンマースホイさんの暮らした「ストランゲーゼ30番地」という建物の室内画です。展覧会公式ページでは、その部屋を3Dで再現したFlashを体験できます。

 『静かなる詩情』とは見事なサブタイトルです。解説終了。
自分の住む部屋。その壁・窓・扉の前に自分の家具と自分の陶器などを置き、妻の後ろ姿も置く。
ひたすらそれの組み合わせなのです。
なのにその一瞬を画布に残そうとした画家の心が伝わってきます。
そして、実際には無かった一瞬なのかもしれない、とも思える。
なんとなく写真っぽくもあり、だけど画でしか表現できない時間と光と空間を留めています。
そこに引き込まれる。
静かに画の中に呼び込まれます。
透明な空間がそこにある、というか、画家も含めて空間に酔っている、というか。

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そうてんせいうん

Author:そうてんせいうん
I...I didn't do it for you ok?!

ご連絡はweb mailでどうぞ: http://form1.fc2.com/form/?id=434253

[準備中]
・「SUOMI CHAIRS」

<プロジェクトのリスト>
「イルマリ・タピオヴァーラ椅子展」 @Style shop. 2005.05.21-06.12
日本国内では見る機会のない作品を含めて全部で25点ほどを展示。

「ヨーロ・クッカプーロと柳原敏彦」 @GREEN WOODS 2005.11.12-13
クッカプーロさんの主要作品20点と柳原敏彦さんの木家具による構成。違う素材なのにデザインの根本で調和しているという妙。

「スオミと足塚由江」 @昭和堂 2006.06.23-25
フィンランドの家具と足塚由江さんのうつわでカフェをしました。

「米来留 いまはもういない」 @夏コミケット 2006.08.12発行
建築家ヴォーリズの失われてしまった作品を追い続けたドキュメント写真集。

「一脚の椅子 フィンユール」 @GREEN WOODS 2006.08.19-20
そこにあるだけで周りの空間を変える力を持つ椅子とは。

「カモナマイオフィス」 @某建て売り住宅 2006.09.16-18
「第二事業部の事務所が新築の住宅に移転する」 としたら?引っ越し系インスタレーション。

「1000脚の椅子」
工場の倉庫に眠る約1000脚の未完成の椅子を教材として活用しようという企画。
派生企画:智頭農林高校 学習成果展示 / 島根女子短大 Re:Chair展
 
「北欧の椅子と家具展」 @SOUKA-草花- 2006.12.08-11
古いビルのレストアされたペントハウスに北欧家具でLDを構築するインスタレーション。

「リートフェルトをつくって」 @SOUKA-草花- 2007.06.22-25
Rietveldさんの家具をダンボールで実寸模型に再現するワークショップ。

「机の帰還 」 @glass Onion 2007.07.19~
廃棄される学校机を店舗什器に再生する試み。

「シュレーディンガーの椅子 」 @Store Room 2007.09.07~
学校のようなお店に学校の椅子を納める。

「いまはもういない、のこと」 @夏コミケット 2007.08.19発行
ヴォーリズ建築の取材過程を記録したテキスト。

「キャンの岬はどっちですか。」@souka 07.11.17-18
「祈りの椅子」のプロトタイプに座ってみる。

「そしていまはもういない予告編」 @冬コミケット 2007.12.29

「そして、いまはもういない。」 @夏コミケット 2008.08.17
ヴォーリズ建築で失われて痕跡の儚いもの達。

「一脚の椅子 イルマリ・タピオヴァーラ」@「淀江の家」グラムデザイン 2008.10.04-05
ピルッカスツールを展示。

「いまはもういない、祈り」@冬コミケット 2008.12.30
キリスト教関係のヴォーリズ建築で知られざるもの達。

「古い家を借りて自分で直したら大きな黒板のある家ができた。ワタシの(^^)」@黒板亭 2008.03.--2009.04
廃屋寸前の賃貸住宅を順調に時を経たかのようにレストア。

「蒼天青雲 in 関西」@そうさく畑63 2009.04.05
既刊を関西地区で初配布。 山Dさんもお誘いして。

「ヴォーリズさんを探しに行った日々について」 2009.=
蒼天青雲にとっての「建築の保存」について話す。

「旧豊郷小学校写真集」@夏コミケット 2009.08.16
豊郷小学校=桜ヶ丘高校という繋がりと広がり。

ヴォーリズ建築文化全国ネットワーク第3回全国大会@近江八幡 2009.10.11
ヴォーリズファンしか居ない場によばれてヴォーリズさんの写真集を配布。

「みどりのはら」「近代残像 函館」「近代残像 長崎」@冬コミケット 2009.12.30
阿佐ヶ谷住宅へのオマージュ。函館と長崎、北と南の洋館が並ぶ港街。

「近代残像 京都」@コミティア92 2010.05.04
前世紀末の京都の町中における近代建築を紹介。

「米子市公会堂」 2010.07.15 +コミケット78
山陰に置かれた村野藤吾さんのグランドピアノについて。

「近代残像 神戸」@コミケット78 2010.08.15
神戸にある近代建築の様々な残り方と消え方。

「近代残像 湘南・箱根」@コミケット79 2010.12.31
太平洋に面して残る関東地方を取り巻いていた別荘地帯の痕跡。

「さくらはさく」@コミティア96 2011.05.05
千葉県浦安市の埋め立て地に咲く桜の花。

「マーリをつくって」@米子高等工業専門学校 2011.07.21
ダンボールで実物x0.8スケールの家具模型をつくる実習授業。

「近代残像 横浜」@コミケット80 2011.08.14
横浜で暮らした日々における近代建築との交わり。

「きらめけ!公会堂」@米子市公会堂 2011.10.21-23
写真集「米子市公会堂」を元にwebと連動したインスタレーションを実施。

「SUOMI CHAIR DESIGN 01. Alvar Aalto」 @コミティア98 2011.10.30
フィンランドの椅子デザインについて。

[以降、続いています


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