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日本ホスピタルクラウン協会さんから皆様へお礼が届きましたのでご報告します。


活動を続けていくには支援が必要ですね。「山Dの電波暗室」さんが次回のコミケットへ当選されたら委託をさせて頂けるお話しになっていますので、その際は前回・今回と同様に配付金額を寄付させて頂こうと思っています。
以上、皆様へご報告でした。
日本ホスピタルクラウン協会さん、ご連絡ありがとうございました。
寄付の対象として公表済みの配布物は
・コミティア96で配布した「さくらはさく」の全額
300円x6=1,800円
・コミケット80で[山Dの電波暗室]さんへ委託した「近代残像 横浜」の配布全額
300円x9=2700円
でした。
これに加えて
・コミケット79で[山Dの電波暗室]さんへ委託した「近代残像 湘南/箱根」の配布全額
200円x22=4,400円
・コミケット80で[Original Aim]さんへ委託した 「さくらはさく」の配布全額
300円x1=300円
・「豊郷小学校写真集」のうち豊郷小学校で配布された分の寄付相当額から差し引かれた観光案内所の手数料
35円x250=8,750円
も寄付する事にしました。
以上の合計金額は17,950円になります。
ご協力頂いた皆様、ありがとうございます。

立ち寄って下さった皆さま、ありがとうございます。
当日は快晴、外気温は上がるも屋内より涼しいという状況。
とにかく湿度が高くて疲れました。なにせ狭い建物に20万人分の潜熱負荷ですから。時間帯によっては部屋の上空がうっすら霞むほど。人体の湿気を放出する能力は想像を超えます。
室の中央部分に配布希望者の大行列が出来てしまったりで、海からの風が通る道を寸断されていたのも厳しかったです。

当日はこれに値札を貼るための帯と各種の案内ステッカー、下部の正面には前垂れポスターが付きます。設営した状況は撮影していません(ウチ以外のモノが多すぎるので)
配布スペースの机に載せると高さ1.7mになります。
これでも低くて遠くからは見えない(コミケは通路が人で埋まるので、人の頭より上にディスプレイしないと)けれど、冊子を並べるには限界の高さかなと。
正面の見本冊子を置く場所の奥行きが浅くて、人の動き回る振動などで(コミケでは平屋建てでコンクリ床でも人が歩くと建物が揺れるのが明確に実感できる)落ちまくってサークル主さんに叱られました。ごめんなさい。
配布については、それはもう静かに進行しました。もう一つの委託先である「山Dの電波暗室」さんでも状況は同じようでした。関東地方ではコミケの翌週に創作系(元ネタがないオリジナルなコンテンツ)専門の同人誌配布会であるコミティアが開催されるので、このジャンルをゆっくりと見て回りたい方はそちらへ参加されると思います。
当日になっても配布するCD-ROMが1枚も焼かれていないという状況でした。
前日の午前中に横浜の街をお復習いがてら歩いてきました。その画像をつかって簡単なオマケ本を作ってついでに焼き込もう、とか思い立ったのが罠で、気がつけば40pの冊子に。夕食後から夜中までに勢いだけで一気に作って、当日の0時半くらいからCD-ROMを焼き始めました。4時半には焼き終えて不眠(途中、1時間ほど記憶が飛んでいますが)のまま会場へ向かう準備 → 会場へサークル入場 → 配布ユニットを組み立てx2 → 配布物とユニットの委託受け渡し → サークルスペースに納まるよう所持品を整理 → 開場して一般入場開始 怒濤の如く。12時頃には早くも1回目の着替えをしようと思い立つも、すでに会場内はそれが出来る状況ではなくて、結局は最後までそのままでした。タオルがぐじゃぐじゃで。
もう明日の話です。
ご案内が遅れた理由は、新刊の準備が遅れたからに他ならず。
新刊:「近代残像 横浜 1986 - 2000」A5版 ,148p(カラー20p) , pdf 96dpi CD-ROM
すべて委託配布です。
2011年8月14日(日) 3日目
Original Aim : 東地区 V-46b
山Dの電波暗室 : 東地区 フ-17a
<山Dさんの所で配布する分については(←ここ重要)配布金額の全額を東北の被災地の病院へクリニック・クラウンを派遣する活動へ寄付します。5月コミティアで配布した「さくらはさく」と合算します。結果はここでご案内します>
「近代残像」のシリーズは横浜編に辿り着くための行程でした。海に関わる街と古い建物が日常生活の中でふつうに使われている街を選んできたのには理由があります。それは、日本全国へ近代建築を見に行くという行為の原点であり評価の基準は、横浜の街に残る建物群だったからです。
学生時代、そして東京時代に、どこで何を見せて頂くにしても「横浜から来ました」と自己紹介をしました。古い建物をいただく街、そして活用し続けながら新しい都市機能を生み出し続ける街、それがワタクシにとっての横浜です。
暮らし遊び歩いた街なので、それなりにフィルムが残っています。どのカットも撮影に行こうというよりも、目的地の近くにあるから、あるいは、別の案件で撮ったら結果的に近代建築が写り込んでいた、といったものです。新刊のために選定したカット数は350弱、その全てをスキャンしてディスプレイ上で並列に扱えるようにしてから冊子の方向性を考えて行きました。かなり悩みました。
その過程で「コクリコ坂から」を見ました。
ワタクシが横浜の街へ出かけて行ったのは海の見える部屋からだった、と気がつきました。山の上に建っている一軒家のようなアパート。ここがワタクシにとっての横浜の街を計る基準点なのでした。
ならば、あの頃にシャッターを押そうと思ったこと、気に入っていた場所、大切に思っている撮影の思い出をそのまま冊子にしようと半分以上のカットをすっきり没にして編集を始めました。
というわけで、今回の新刊はワタクシのアルバムみたいなものになりました。
頁数が多いのと、カラーの画像も多いので、前回と同様にpdfファイルをCD-Rに入れての配布となります。
前回の課題として、72dpi(Macの表示規格)では少し粗のではないか(100%表示が小さいのではないか)というご感想を頂きましたので96dpi(windowsの表示規格)へと変更しました。その事もあってファイルが大きめになっています。
ちなみに、変換前のファイルは4G以上ありました。
なおOriginal Aimさんの配布スペースでは、委託するなら久しぶりにダンボールで配布ユニットを、とリクエストを頂きましたので、新しい手法を取り入れて作ってみました。
またOriginal Aimさんでは既刊も用意しました。
・「さくらはさく」(5月コミティア新刊)
・「キャンの岬はどっちですか」
どちらも5冊ほど最終在庫です。
一般の方には参加条件の厳しい配布会で申し訳ありません。
蒼天青雲は上記の2サークルで交互に店番をしております。
ご縁がありましたら、お会いしましょう。