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「山Dの電波暗室」というサイトがあります。
主たるコンテンツの『電波暗室』は、おおむね日刊のエッセイ群。
少々重いページですが読み進めていただくと、
聡明な技術者さんの日常で思い浮かべたこと考え巡らせた事について
理系らしい整った佇まいと理系らしからぬ平易な伝わる日本語で書かれていること
をお分かりいただけるかと思います。
ご本人とは半日ほどしかご一緒した事がありませんけれど文章と違わない方です。
 そんな山Dさん、写真表現の分野で活動をされている方の同人誌を手にして
自分もこのような表現をしてみたいと思われたのが
近代建築をテーマにした同人誌を作られるきっかけだとお聞ききしました。
昨年末、12月30日の有明でも山Dさんは新刊を配布されました。
その日、鳥取県産業技術センターのY研究員さんも有明の会場にいらしたので
買って来ていただきました。
今回は山Dさんが学び今も暮らしている京都の学校が主題になっていて
取り上げられているのは母校の校舎群、市街に残る小学校、など。
ワタシなどが京都の街をカメラ片手にとぼとぼと歩き回っていた20年ほど前には
こういった「新しい建物」を目指して箱根の向こうから遠征してくるなど
京都の地元の方々には理解しがたかったようです。
時は移り、その頃はまだ残っていた京都らしい裏道の町並みもバブルに飲み込まれ
マンションと駐車場になってしまった今となっては「新しい建築」も古い物に仲間入りさせてもらえるようになったのかなぁとか、ちょっと嬉しい。
 写真の数が絞られて一枚一枚に込められた視線を受け止めることが出来るようになっていたのも印象的でしたけれど、
これは山Dさんにしか作れない本だな、というのが一番大きな読後感。
それは単に物件を選んで撮影したのではなく
建物の抱える場と記憶の中に山Dさんが含まれていて
それについて自身で解きほぐした結果に見えるから。
明らかに前作と比べても文章が立っているのもそのためでしょう。
また興味深く思ったのは
選ばれている建物はどれもそれに付随する何もない空間を持っている事。
建築を追いながら空白を求めているような。
きっと山Dさんはそこにも居たのでしょうね。
この本を手にするには盂蘭盆か年の瀬に有明の特定箇所まで出向かなければなりません。
ご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度「全ての表現を受け入れる」有明へ。


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そうてんせいうん

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[準備中]
・「SUOMI CHAIRS」

<プロジェクトのリスト>
「イルマリ・タピオヴァーラ椅子展」 @Style shop. 2005.05.21-06.12
日本国内では見る機会のない作品を含めて全部で25点ほどを展示。

「ヨーロ・クッカプーロと柳原敏彦」 @GREEN WOODS 2005.11.12-13
クッカプーロさんの主要作品20点と柳原敏彦さんの木家具による構成。違う素材なのにデザインの根本で調和しているという妙。

「スオミと足塚由江」 @昭和堂 2006.06.23-25
フィンランドの家具と足塚由江さんのうつわでカフェをしました。

「米来留 いまはもういない」 @夏コミケット 2006.08.12発行
建築家ヴォーリズの失われてしまった作品を追い続けたドキュメント写真集。

「一脚の椅子 フィンユール」 @GREEN WOODS 2006.08.19-20
そこにあるだけで周りの空間を変える力を持つ椅子とは。

「カモナマイオフィス」 @某建て売り住宅 2006.09.16-18
「第二事業部の事務所が新築の住宅に移転する」 としたら?引っ越し系インスタレーション。

「1000脚の椅子」
工場の倉庫に眠る約1000脚の未完成の椅子を教材として活用しようという企画。
派生企画:智頭農林高校 学習成果展示 / 島根女子短大 Re:Chair展
 
「北欧の椅子と家具展」 @SOUKA-草花- 2006.12.08-11
古いビルのレストアされたペントハウスに北欧家具でLDを構築するインスタレーション。

「リートフェルトをつくって」 @SOUKA-草花- 2007.06.22-25
Rietveldさんの家具をダンボールで実寸模型に再現するワークショップ。

「机の帰還 」 @glass Onion 2007.07.19~
廃棄される学校机を店舗什器に再生する試み。

「シュレーディンガーの椅子 」 @Store Room 2007.09.07~
学校のようなお店に学校の椅子を納める。

「いまはもういない、のこと」 @夏コミケット 2007.08.19発行
ヴォーリズ建築の取材過程を記録したテキスト。

「キャンの岬はどっちですか。」@souka 07.11.17-18
「祈りの椅子」のプロトタイプに座ってみる。

「そしていまはもういない予告編」 @冬コミケット 2007.12.29

「そして、いまはもういない。」 @夏コミケット 2008.08.17
ヴォーリズ建築で失われて痕跡の儚いもの達。

「一脚の椅子 イルマリ・タピオヴァーラ」@「淀江の家」グラムデザイン 2008.10.04-05
ピルッカスツールを展示。

「いまはもういない、祈り」@冬コミケット 2008.12.30
キリスト教関係のヴォーリズ建築で知られざるもの達。

「古い家を借りて自分で直したら大きな黒板のある家ができた。ワタシの(^^)」@黒板亭 2008.03.--2009.04
廃屋寸前の賃貸住宅を順調に時を経たかのようにレストア。

「蒼天青雲 in 関西」@そうさく畑63 2009.04.05
既刊を関西地区で初配布。 山Dさんもお誘いして。

「ヴォーリズさんを探しに行った日々について」 2009.=
蒼天青雲にとっての「建築の保存」について話す。

「旧豊郷小学校写真集」@夏コミケット 2009.08.16
豊郷小学校=桜ヶ丘高校という繋がりと広がり。

ヴォーリズ建築文化全国ネットワーク第3回全国大会@近江八幡 2009.10.11
ヴォーリズファンしか居ない場によばれてヴォーリズさんの写真集を配布。

「みどりのはら」「近代残像 函館」「近代残像 長崎」@冬コミケット 2009.12.30
阿佐ヶ谷住宅へのオマージュ。函館と長崎、北と南の洋館が並ぶ港街。

「近代残像 京都」@コミティア92 2010.05.04
前世紀末の京都の町中における近代建築を紹介。

「米子市公会堂」 2010.07.15 +コミケット78
山陰に置かれた村野藤吾さんのグランドピアノについて。

「近代残像 神戸」@コミケット78 2010.08.15
神戸にある近代建築の様々な残り方と消え方。

「近代残像 湘南・箱根」@コミケット79 2010.12.31
太平洋に面して残る関東地方を取り巻いていた別荘地帯の痕跡。

「さくらはさく」@コミティア96 2011.05.05
千葉県浦安市の埋め立て地に咲く桜の花。

「マーリをつくって」@米子高等工業専門学校 2011.07.21
ダンボールで実物x0.8スケールの家具模型をつくる実習授業。

「近代残像 横浜」@コミケット80 2011.08.14
横浜で暮らした日々における近代建築との交わり。

「きらめけ!公会堂」@米子市公会堂 2011.10.21-23
写真集「米子市公会堂」を元にwebと連動したインスタレーションを実施。

「SUOMI CHAIR DESIGN 01. Alvar Aalto」 @コミティア98 2011.10.30
フィンランドの椅子デザインについて。

[以降、続いています


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