会期はすでに終了しています。
永井さんには草木と兎の2モチーフがあるようですが
画廊「ときの忘れもの」さんは草木を扱われているようです。
光のとらえ方が興味深くて
3Dっぽく言うと環境光(アンビエント光)と発光効果(グロー)でしょうか。
漂うような光を受けた草木のゆるりとした生々しさがあります。
*ときの忘れもの
以前の「現代版画センター」さんです。
70年代から90年代にかけて銀座に存在した画廊で
日本人作家によるシルクスクリーン版画の版元として知られました。
70年代から80年代中頃までは
インテリアとシルクスクリーン版画とに関連がありました。
今どき、デザイナー系のテキスタイル(ex.マリメッコ)を
パネルにしたりカーテンに仕立てたりするのと同じ感覚です。
そういった関係もあるのか
ときの忘れものさんは磯崎さん、安藤さん、石山さんなど
建築家による版画制作の版元でもあります。