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 お立ち寄り戴いた皆様、ありがとうございました。

 午前中は目の前の通路が他のサークルの配布物を獲得するための行列で埋まったため、冊子を手にして頂くことも難しく(立ち止まって冊子を読んでいる人を突き飛ばしてでも配布物にたどり着こうと一生懸命でしょうが)特に数名の女性の方には大変申し訳ありませんでした。
 13時を過ぎたくらいから落ち着いてきました。スペース前に集まられた皆様に冊子を開いて頂きながら解説をさせていただきました。大学生の方との講義選択相談も結構長く話しましたね。また、年頭にヴォーリズさんの資料を提供して下さった方も立ち寄られ「塩分採ってください」と男梅を差し入れて下さいました。お心遣いありがとうございます。

 今回の配布で印象深かったことが2つ。
 前日の夕方に資材搬入し部品で持ち込んだ配布ユニットも組み立てました。これをコミケット準備会の「えらいひと」は設営と判断されたようです。エリア担当者さんが2人組で注意に来られました。接着剤を使った作業なので当日では間に合わないだろうと現場レベルでは判断したのだが「えらいひと」から言って来いと指示が出たので申し訳ないが、と仰っていました。ああスタッフの方々は様々な立場でコミケット開催を成功させようと一心なのだなとよくわかりました。前日搬入で組み立てすることになった理由を伝えて、次回からはこれまで通りに完成品を宅配便で当日に搬入すると約束しました。その後も何人かのスタッフさんが「なんか凄いものがある」と様子を見に来られました。当日になっても昨日は申し訳ないなどとスタッフさんが仰るので、こちらの方が申し訳なくて。スタッフの皆様ごめんなさい。
 もう一つ。沖縄本「キャンの岬はどっちですか。」は配布数ゼロで終わるだろうと思っていました。予想通りに午前中は手にとって下さる方もありませんでした。午後になると「こちらの新刊は完売ですか」と仰る参加者さんがボツボツ現われて、「実はこの単語帳みたいなのが新刊で」から取材経緯から編集意図そして冊子にまとめるまでをざっとお話しすると、ほぼ全員の方がお持ち帰りになりました。これが伝えたいんだ、ということをちゃんと伝えることが出来れば、配布物は誰かの手に渡り、想いの再生産が行われるという流れが確かにあるとわかりました。また15時以降に会場をまわられているサークル参加者さんにも新刊2冊の製作意図をお話させていただき、かなりの数をお持ち帰りしていただきました。「志ある配布物」を創り上げる意味を知ることが出来ました。

 ヴォーリズさんの新刊は予定数から数冊残ったくらいの配布数、沖縄本も二桁配布となりました。きっかけが「けいおん!」であっても旧豊郷小学校校舎群の現状について知って頂くことができれば、妙にちいさな冊子に驚いただけだとしても未だ沖縄が抱えている物事の片鱗を知っていただけることが出来れば、配布数よりもそのことのほうが重要だと考えています。
 今回の配布ユニットはお話をさせていただく上で必要なキーワードを散りばめることを第一に設計しました。そして目的は達成できました。

 そんなわけでとても意義深い夏のコミケットでした。
お立ち寄りくださった方々、ご協力を下さった方々、心より御礼申し上げます。

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そうてんせいうん

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[準備中]
・「SUOMI CHAIRS」

<プロジェクトのリスト>
「イルマリ・タピオヴァーラ椅子展」 @Style shop. 2005.05.21-06.12
日本国内では見る機会のない作品を含めて全部で25点ほどを展示。

「ヨーロ・クッカプーロと柳原敏彦」 @GREEN WOODS 2005.11.12-13
クッカプーロさんの主要作品20点と柳原敏彦さんの木家具による構成。違う素材なのにデザインの根本で調和しているという妙。

「スオミと足塚由江」 @昭和堂 2006.06.23-25
フィンランドの家具と足塚由江さんのうつわでカフェをしました。

「米来留 いまはもういない」 @夏コミケット 2006.08.12発行
建築家ヴォーリズの失われてしまった作品を追い続けたドキュメント写真集。

「一脚の椅子 フィンユール」 @GREEN WOODS 2006.08.19-20
そこにあるだけで周りの空間を変える力を持つ椅子とは。

「カモナマイオフィス」 @某建て売り住宅 2006.09.16-18
「第二事業部の事務所が新築の住宅に移転する」 としたら?引っ越し系インスタレーション。

「1000脚の椅子」
工場の倉庫に眠る約1000脚の未完成の椅子を教材として活用しようという企画。
派生企画:智頭農林高校 学習成果展示 / 島根女子短大 Re:Chair展
 
「北欧の椅子と家具展」 @SOUKA-草花- 2006.12.08-11
古いビルのレストアされたペントハウスに北欧家具でLDを構築するインスタレーション。

「リートフェルトをつくって」 @SOUKA-草花- 2007.06.22-25
Rietveldさんの家具をダンボールで実寸模型に再現するワークショップ。

「机の帰還 」 @glass Onion 2007.07.19~
廃棄される学校机を店舗什器に再生する試み。

「シュレーディンガーの椅子 」 @Store Room 2007.09.07~
学校のようなお店に学校の椅子を納める。

「いまはもういない、のこと」 @夏コミケット 2007.08.19発行
ヴォーリズ建築の取材過程を記録したテキスト。

「キャンの岬はどっちですか。」@souka 07.11.17-18
「祈りの椅子」のプロトタイプに座ってみる。

「そしていまはもういない予告編」 @冬コミケット 2007.12.29

「そして、いまはもういない。」 @夏コミケット 2008.08.17
ヴォーリズ建築で失われて痕跡の儚いもの達。

「一脚の椅子 イルマリ・タピオヴァーラ」@「淀江の家」グラムデザイン 2008.10.04-05
ピルッカスツールを展示。

「いまはもういない、祈り」@冬コミケット 2008.12.30
キリスト教関係のヴォーリズ建築で知られざるもの達。

「古い家を借りて自分で直したら大きな黒板のある家ができた。ワタシの(^^)」@黒板亭 2008.03.--2009.04
廃屋寸前の賃貸住宅を順調に時を経たかのようにレストア。

「蒼天青雲 in 関西」@そうさく畑63 2009.04.05
既刊を関西地区で初配布。 山Dさんもお誘いして。

「ヴォーリズさんを探しに行った日々について」 2009.=
蒼天青雲にとっての「建築の保存」について話す。

「旧豊郷小学校写真集」@夏コミケット 2009.08.16
豊郷小学校=桜ヶ丘高校という繋がりと広がり。

ヴォーリズ建築文化全国ネットワーク第3回全国大会@近江八幡 2009.10.11
ヴォーリズファンしか居ない場によばれてヴォーリズさんの写真集を配布。

「みどりのはら」「近代残像 函館」「近代残像 長崎」@冬コミケット 2009.12.30
阿佐ヶ谷住宅へのオマージュ。函館と長崎、北と南の洋館が並ぶ港街。

「近代残像 京都」@コミティア92 2010.05.04
前世紀末の京都の町中における近代建築を紹介。

「米子市公会堂」 2010.07.15 +コミケット78
山陰に置かれた村野藤吾さんのグランドピアノについて。

「近代残像 神戸」@コミケット78 2010.08.15
神戸にある近代建築の様々な残り方と消え方。

「近代残像 湘南・箱根」@コミケット79 2010.12.31
太平洋に面して残る関東地方を取り巻いていた別荘地帯の痕跡。

「さくらはさく」@コミティア96 2011.05.05
千葉県浦安市の埋め立て地に咲く桜の花。

「マーリをつくって」@米子高等工業専門学校 2011.07.21
ダンボールで実物x0.8スケールの家具模型をつくる実習授業。

「近代残像 横浜」@コミケット80 2011.08.14
横浜で暮らした日々における近代建築との交わり。

「きらめけ!公会堂」@米子市公会堂 2011.10.21-23
写真集「米子市公会堂」を元にwebと連動したインスタレーションを実施。

「SUOMI CHAIR DESIGN 01. Alvar Aalto」 @コミティア98 2011.10.30
フィンランドの椅子デザインについて。

[以降、続いています


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