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山陰両県を300km程、延べ1日かかりで移動しながら拝見しました。感想など。

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「前田昭博 白瓷の造形」 09.11.21-12.20 鳥取県立博物館
 ※白瓷
 広い展示室。入るなり小さな白い羅列の存在感に圧倒されます。目の高さで並べられた一点づつを複数のランプでしっかりと照らし、削りだされた面を浮き上がらせていました。素敵。
展示内容で特異なのは、展覧会向きの大振りな作品と全く同じ展示条件で「暮らしの用の具」を展示していること。学芸員氏に、アレはチャレンジですね、と率直に申し上げると「今回の展示ではアレがやりたかった」と即答された。花入れ、菓子鉢、小箱、硯・文鎮・水差し、茶碗、酒器、そしてコーヒーセット。博物館のカフェテリアでは展示期間中に件のコーヒーカップでコーヒーが出されている。
 またカタログ(図版フルカラーで1000円!)に収録された金子賢治(東京国立近代美術館工芸課長)と三浦努(鳥取県立博物館学芸員=担当者)両氏のテキストも秀逸。なおカタログと会場内には作者による薀蓄らしいものは殆どなし。あるのは製作過程を収めた静止画像の映写のみ(無声)
今週末で鳥取での展示は終わりですが、12月19日(土) には担当学芸員によるセミナー「前田昭博の白瓷を分析する」14:00~15:30 が開かれます。年が明けると1月9日から大阪のアートコートギャラリーへ巡回します。

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「家にて展示 矢野志郎 竹中悠記 ガラス二人展」09.12.14-20 atelier ukiroosh
 会場は完全に自宅、というか通常は食堂・居間として暮らしに使っている部屋を片付けたとか。押入れに棚を取り付けた場所はふだん本棚として使われているとか。まさに制作物が生まれる場所でした。
古い民家(農家)は、ある程度はご自分達で、それ以外は本職の手で改修され清々しい空気の漂う場所となっていました。前に住んでいらした古い家からガラス戸を持って引っ越されたとかで、曇りガラスと紙(障子)を通った光に満ちていました。
 これまでお二人の成果品はギャラリーなどできっちりとライティングをされ、特に矢野さんの積層ガラスなどは境界面に浮かぶ光の虹が印象的な展示を目にすることが多かったように思い出されます。
この場所に置かれると、矢野さんのガラスは水のように、竹中さんのガラスは氷のように、静かに澄んで見えました。
作られるそのときには、このように見え、このようにある、のだなぁと感慨深かったです。
帰り際に玄関の障子を引きながら振り返るとガラスたちが場に溶け込み姿を失っているような、そんな感じさえ受けました。もしかすると、この場の欠片なのかなとも思いながら。
 貴重な体験をしました。是非どうぞ。

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第56回 日本伝統工芸展 09.12.09-25 島根県立美術館
 会場内で上映されている「重要無形文化財『螺鈿』伝承者養成研修会」講師:北村昭斎(重要無形文化財保持者)のビデオが凄い。研修生の成果品も展示されていて中でも井上みゆき氏の制作物が良かった。

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「ldyll.2 姿のよい物たち」 09.12.08-15 DOOR
ミントチュチュレザー川口淳平さんがGREEN WOODS
 柳原さんの直線的な洋家具が、寺本建築・都市研究所さんの設計されたコンクリートブロック積造のDOORに似合い興味深い事に。またミントチュチュさんの制作物と柳原さんとの係わり方も面白い方向へ流れつつあり。
 ミントチュチュさんはここ数年、様々なことに揺られて方向性を定めて来られたのだなと感じました。直前まで近隣で開催されていた帆布の手提げ袋を中心とした展示との対比だったのかもしれませんが。
 そんな場所で「手仕事って何でしょうね」などというモノゴトの核心に迫る世間話などをひとしきりしました。

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「森の象形 - Jewelry & accessory」 09.12.12-20 SOUKA草花
濱中孝子、宮下香代
 小指くらいの小人さんが作ったのではないか、とさえ思える濱中さんの繊細な仕事は見事。宮下さんの紙魔術も謎としか言えず、ペンダントトップは木の実にしか見えず、見事。この企画の組み合わせ、凄いですね。
 宮下さんのオプジェも見てみたかった。


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そうてんせいうん

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[準備中]
・「SUOMI CHAIRS」

<プロジェクトのリスト>
「イルマリ・タピオヴァーラ椅子展」 @Style shop. 2005.05.21-06.12
日本国内では見る機会のない作品を含めて全部で25点ほどを展示。

「ヨーロ・クッカプーロと柳原敏彦」 @GREEN WOODS 2005.11.12-13
クッカプーロさんの主要作品20点と柳原敏彦さんの木家具による構成。違う素材なのにデザインの根本で調和しているという妙。

「スオミと足塚由江」 @昭和堂 2006.06.23-25
フィンランドの家具と足塚由江さんのうつわでカフェをしました。

「米来留 いまはもういない」 @夏コミケット 2006.08.12発行
建築家ヴォーリズの失われてしまった作品を追い続けたドキュメント写真集。

「一脚の椅子 フィンユール」 @GREEN WOODS 2006.08.19-20
そこにあるだけで周りの空間を変える力を持つ椅子とは。

「カモナマイオフィス」 @某建て売り住宅 2006.09.16-18
「第二事業部の事務所が新築の住宅に移転する」 としたら?引っ越し系インスタレーション。

「1000脚の椅子」
工場の倉庫に眠る約1000脚の未完成の椅子を教材として活用しようという企画。
派生企画:智頭農林高校 学習成果展示 / 島根女子短大 Re:Chair展
 
「北欧の椅子と家具展」 @SOUKA-草花- 2006.12.08-11
古いビルのレストアされたペントハウスに北欧家具でLDを構築するインスタレーション。

「リートフェルトをつくって」 @SOUKA-草花- 2007.06.22-25
Rietveldさんの家具をダンボールで実寸模型に再現するワークショップ。

「机の帰還 」 @glass Onion 2007.07.19~
廃棄される学校机を店舗什器に再生する試み。

「シュレーディンガーの椅子 」 @Store Room 2007.09.07~
学校のようなお店に学校の椅子を納める。

「いまはもういない、のこと」 @夏コミケット 2007.08.19発行
ヴォーリズ建築の取材過程を記録したテキスト。

「キャンの岬はどっちですか。」@souka 07.11.17-18
「祈りの椅子」のプロトタイプに座ってみる。

「そしていまはもういない予告編」 @冬コミケット 2007.12.29

「そして、いまはもういない。」 @夏コミケット 2008.08.17
ヴォーリズ建築で失われて痕跡の儚いもの達。

「一脚の椅子 イルマリ・タピオヴァーラ」@「淀江の家」グラムデザイン 2008.10.04-05
ピルッカスツールを展示。

「いまはもういない、祈り」@冬コミケット 2008.12.30
キリスト教関係のヴォーリズ建築で知られざるもの達。

「古い家を借りて自分で直したら大きな黒板のある家ができた。ワタシの(^^)」@黒板亭 2008.03.--2009.04
廃屋寸前の賃貸住宅を順調に時を経たかのようにレストア。

「蒼天青雲 in 関西」@そうさく畑63 2009.04.05
既刊を関西地区で初配布。 山Dさんもお誘いして。

「ヴォーリズさんを探しに行った日々について」 2009.=
蒼天青雲にとっての「建築の保存」について話す。

「旧豊郷小学校写真集」@夏コミケット 2009.08.16
豊郷小学校=桜ヶ丘高校という繋がりと広がり。

ヴォーリズ建築文化全国ネットワーク第3回全国大会@近江八幡 2009.10.11
ヴォーリズファンしか居ない場によばれてヴォーリズさんの写真集を配布。

「みどりのはら」「近代残像 函館」「近代残像 長崎」@冬コミケット 2009.12.30
阿佐ヶ谷住宅へのオマージュ。函館と長崎、北と南の洋館が並ぶ港街。

「近代残像 京都」@コミティア92 2010.05.04
前世紀末の京都の町中における近代建築を紹介。

「米子市公会堂」 2010.07.15 +コミケット78
山陰に置かれた村野藤吾さんのグランドピアノについて。

「近代残像 神戸」@コミケット78 2010.08.15
神戸にある近代建築の様々な残り方と消え方。

「近代残像 湘南・箱根」@コミケット79 2010.12.31
太平洋に面して残る関東地方を取り巻いていた別荘地帯の痕跡。

「さくらはさく」@コミティア96 2011.05.05
千葉県浦安市の埋め立て地に咲く桜の花。

「マーリをつくって」@米子高等工業専門学校 2011.07.21
ダンボールで実物x0.8スケールの家具模型をつくる実習授業。

「近代残像 横浜」@コミケット80 2011.08.14
横浜で暮らした日々における近代建築との交わり。

「きらめけ!公会堂」@米子市公会堂 2011.10.21-23
写真集「米子市公会堂」を元にwebと連動したインスタレーションを実施。

「SUOMI CHAIR DESIGN 01. Alvar Aalto」 @コミティア98 2011.10.30
フィンランドの椅子デザインについて。

[以降、続いています


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